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正式名称は「上野恩賜公園」
以前、上野公園の成り立ちについては軽く触れたことがあります。
かつては今も残る寛永寺の敷地というお寺の敷地でありましたが、
後の時代に宮内省を経て東京都に下賜された、とても歴史のある場所です。
「下賜」とは、身分の高い人が身分の低い人に何かを与えることを意味する言葉で、
日本においては天皇陛下、皇族方から与えていただくことを指します。
1873年に日本初の公園に指定された後、1924年に東京都(東京市)へ下賜されました。
そのため、一般的には上野公園といいますが
正式名称は今でも「上野恩賜公園」といいます。
公共の施設もたくさん!そのトータル数は?
都内でも有数の広さを誇るこの上野公園の中には、
国や東京都、台東区、民間の商業施設などたくさんの施設があります。
そのトータル数…なんと、20!すごいですよね!
改めて見てみると、そうそうたる施設ばかりです。
・国の施設:東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館、東京藝術大学美術館
・都の施設:恩賜上野動物園、東京都美術館、東京文化会館
・区の施設:下町風俗資料館、旧東京音楽学校奏楽堂
…公共の施設だけでもすごい面々です。
特に国の施設では国宝や重要文化財など、大変貴重なものが保管・展示されています。
民間施設ではないため比較的安価に入場することができますし、
気軽にそのような貴重な品々を直接見て学ぶことができることはありがたいことですよね。
更に、学生については学生証を提示することで入場料が更に割引になることもあるので
生涯学習の場としても日本人、外国人問わず人気の場所となっています。
コロナ禍での入場方法は?当日入場はできる?
現在、コロナ禍による影響はさまざまなところで出ていますが
この上野公園内でもそれは例外ではありません。
基本的に、全て日時指定の完全予約制となっていますのでご注意ください!
これまでは当日ふらりと立ち寄る、なんてことができていましたが
密にならないよう人数制限をあらかじめ設けているんですね。
この予約は各施設のホームページ上のみとなっており、窓口対応はありません。
決済はオンライン上、もしくは当日窓口での支払いずれでも可となっていました。
特に平日であれば、当日であっても人数に空きがあれば取ることはできますので
ぜひ一度アクセスしてチェックしてみてくださいね。